技術者不足の時代2月18日

人手不足が多くの業界で起きています。
さらに技術者も減りつつあります。
サン電気の関わる電気の業界でも。

技術者の平均水準が下がってきてます。
高度な技術者が育ちにくいのです。
優秀な人が引退すると確実に一人減る。
新たに育つ技術者は一人以下なのです。
これはけっこう深刻な社会問題です。

こんな実話があります。
家電店が工業高校の電気科の新卒者を採用。
能力を知るためにテスト問題やらせてみた。
基本中の基本、オームの法則の公式問題を。
結果はなんとまったくできなかった！。
三年間なにを勉強してたの？？。

地方の家電量販店が同様に新卒を大量採用。
三十名ほどの若者の入社で職場も活気づく？。
はずだったが結果は誰もいなくなった！。
わずか一年くらいで全員退社という顛末。

彼らはおそらく電気が好きだった訳ではない。
入れた高校が工業〜電気科だっただけ？。
中には高度な資格取る生徒もいるのですが。

エアコン関係では家庭用取付業者は多い。
業務用になると急に少なくなる。
修理になるとさらに少なくなる。
業務用修理になるとさらにさらに少ない。

ウェブ広告見ると優秀な技術者があふれてる？。
いったいどこの世界の話、現実離れしてる。
優秀〜多いと見せないと効果ないからでしょう。
本当に優秀な人は少ないのが真実です。

修理に来ても難しい修理だと直さず帰る？。
ということあるようです。
水道修理業者も同じです。
本物のプロは必ず自己完結します。