真空引きは必須2月2日
エアコンを取りつけたとき必要な作業です。
設置した配管には空気が入っています。
空気を抜かないと冷媒ガスを循環できません。
空気と混ざると本来の性能が出なくなるからです。
空気を抜く作業が真空引き?、違います。
空気を抜くエアパージは目的の一つ。
もう一つ目的があります。それは乾燥です。
真空引きは真空乾燥でもあります。
空気を抜いただけでは水分まで抜けません。
水分が抜け切らないと故障原因になります。
エアパージ+乾燥が真空引きです。
エアパージは家庭用なら数十秒で終わります。
一方乾燥は最低でも15分くらいかかります。
そのため省略されることがあります。
すぐに不具合が出る訳ではないからです。
いずれ故障が起きてもそれが原因とバレません。
だから省略が横行しているようです。
某大手通販会社の手抜きを目撃しました。
簡易真空ポンプ(性能が低い)で数十秒!。
つまり乾燥はまったくされていない。
おそらく故障発生例があると想像される。
ただ出ても原因がバレることはない。
ウェブに同社を利用したユーザー評が出ていた。
とても丁寧で利用してよかったですと。
知らぬが仏というところでしょうか。
なぜ省略するかというと時間がないから。
単価が安いから台数こなす必要があるのです。