悪辣なゼネコンT社1月24日
某ゼネコンの悪辣さを告発します。
所沢市内の某病院が新病棟を隣接地に新築。
元請が国内有数のゼネコンT社。
空調設備にGHPを勧められた。
心臓部の圧縮機をガスエンジンで駆動するタイプ。
長所は電力消費少なく、暖房の立ち上がりが早い。
空調設備は電力占める割合が最大の設備。
GHPだと受電契約も少なくて済む。
といいことづくめのように説明された?。
で結局GHPを選択、結果起きたことは。
GHPの弱点の一つは毎年定期点検が必要なこと。
エンジンなのでは自動車の車検のように。
点検するのはメーカーM社の専門技術者。
ところがM社には直接頼めない。
電話するとT社を通してください、と言われる。
つまりT社は窓口になって点検はM社に丸投げ。
窓口になるだけで中間マージン抜く仕掛け。
両社の間に密約があったとしか考えられない。
点検費用が高いので窓口になって欲しい。
と相談され、M社に当方が点検依頼してみた。
病院名を出したとたん出来ませんと拒否された。
問題は点検だけではなく、故障も多かった。
で結局十数年でGHPを廃棄する結論にいたる。
全館の空調機を全交換する羽目に。
電気駆動の機種なので受電設備の変更も必要。
当然入れ替えには莫大な費用がかかった。
機種選定時に相談してくれたら絶対反対したが。
ただしGHPが悪い設備という訳ではない。
それなりに長所があるから存在している。
寒い地方では暖房に強いことが強みになる。
しかし関東なら電気駆動のEHPが主流。
電気代は大きいがガス代も定期点検も不要。
ただし不要なのはエンジンの点検のみ。
業務用エアコンは全て点検が義務付けられている。
詳細はサン電気のウェブサイトを参照。